ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンとは、スコットランドのエジンバラ市を発祥の地とするベン・ラインの日本法人です。
1970年に日本支社が設立され、1988年にはベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン が設立されました。
では、ベン・ラインの歴史についてご紹介します。
1825年、アレクサンダーとウイリアムのトムソン兄弟が、エディンバラのリースでシップブローカーとして事業を開始し、その後船主になりました。
1853年、最初の本船をBencleuchと銘名し、親会社の名前「ベン・ライン・スティマーズ」になりました。当社社名の頭に付く「ベン」とは、ゲール語で「山」を示す語に近い英語表現です。
1859年、Araby Maid号が中国と日本の港への探検航海を開始。これが極東への最初の進出であり、後に主要な貿易航路になりました。
第一次世界大戦の後、大恐慌の間、同社船隊で係船された船はなく、これはベン・ラインが誇りにしている快挙です。
第二次世界大戦の後、高速の特注ツインデッカーを運行するなど、欧州〜極東航路の定期船事業拡充を継続し、ベン・ラインは、多くの新航路を他社に先立ち開拓し、同航路において有数の定期船会社の1社になりました。
そして、1970年に日本支社が設立。1973年、ドライバルク船とケミカルタンカーの両方を購入して、ばら積み輸送部門に進出。
海底石油開発事業へと活動分野を広げ、1977年には、英国最大の海洋掘削コントラクターとなりました。
1987年、他の海運企業の代理店事業を積極的に展開を決定し、ベン・ライン・エージェンシーズが設立。
1988年にはベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンが、設立されました。
現在、ベン・ラインは、伝統ある歴史に支えながら、アジアにおいて150年の経歴を有し、現在、世界15カ国80以上の営業所に、1,200人以上のスタッフを擁するまでに発展いたしました。