2015年1月31日土曜日

ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンの日本法人の基礎となる歴史

海運業を中心に、オフショア支援やプロジェクトロジスティックスなどのサービスを手がけるベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンは、19世紀に2人の兄弟によってスコットランドで誕生した会社の日本法人です。
親会社が誕生したのは約200年近く前の出来事ですから、かなり長い歴史があることが分かりますよね。
そんな会社と日本との繋がりは、1859年にまで遡ります。
この年、スコットランドから中国と日本に探検航海に出発し、初めて極東に進出を開始しました。
現在では、スコットランドから日本まで移動するのに、船ではなく旅客機を使うのが当たり前です。
時間も1日もあれば、余裕で到着することができます。
しかし、探検航海に出発した時代には、旅客機などありません。
途方もないほど長い時間がかかり、初めて探検航海に出発した船は、極東に辿り着くまで2年もかかったそうです。
嵐に巻き込まれなど、航海の途中には幾度となく危険な出来事もあったことが予想できますから、まさに命がけの航海と言えるでしょう。
そうした探検航海で切り開いた航路は、今の日本法人でもあるベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンにとって、主要な航路となっています。
ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンがアジアに強味を持ち、この地域の物流を支えている裏には、先人達の大きな冒険があったわけです。
日本法人のベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンには、その冒険心も受け継がれているのではないでしょうか。